神奈川県川崎市中原区、武蔵小杉にある母乳相談室です。桶谷式の乳房マッサージ法を用いて、母乳育児中のお母様の乳房ケアを行っております。どうぞ、お気軽にご予約ください。

ご予約について


※乳腺炎による発熱のある方、しこりや痛みなど緊急性のある方は、営業時間内(月・火・木・金10〜15時、土10〜12時)にお電話いただくか、出ない場合には予約ページのお問い合わせフォームからご相談ください。

ご予約のキャンセル・ご変更は、3時間前までにお願いいたします。ご自身でのキャンセル・変更手続きが難しい場合にはお電話かお問い合わせのほうからご連絡ください。

来院時に必要なもの


*初診時
・母子手帳
・フェイスタオル2枚(手ぬぐいと同じ長さのもの)
・大判のバスタオル1枚
・タオル類を入れるビニール袋
・お子様のオムツやお着替え、必要な方はミルク、ミルク用のお湯など

*再診時
・初診時のお持ち物+初診時にお渡しした手技タオル1枚

(ゴミのお持ち帰りにご協力ください。)

当助産院では、男性の方のご入室はご遠慮いただいております。予めご了承ください。

費用について


○初診:60分…6,000円
(紹介状をお持ちの方:60分…5,000円)
(上のお子様の時に当院に通われていた方:60分…5,000円)
(断乳後に初めてご予約された方:60分…7,000円)

○再診:30分…4,000円
(断乳後1回目のみ:60分…5,000円)
                   *全て税込価格となります。

☆施術代は「乳房管理指導料」として、医療費控除対象となります。

☆お支払いは現金以外にも、各種クレジットカード、Apple Pay、交通系電子マネー、iD、QUICPay等をご利用いただけます。

※注意事項

断乳後、卒乳後に初診となる方のご予約につきましては、施術にかかるお時間が通常よりもかかるため、初回費用は7,000円(税込)となります。断乳後になるべくしこりを残さない為、また乳腺炎を起こさない為に、断乳する一ヶ月前までにぜひ一回以上のご来所をお願いします。

はじめまして


ご覧いただきまして、ありがとうございます。

当院はJR武蔵小杉駅北口から徒歩2分、東横線武蔵小杉駅から徒歩6分のところにある、桶谷式の母乳相談室です。

優しく効果的な乳房マッサージを身に付けたいと思い、桶谷式の門を叩いて18年が経ちました。

病院の母乳外来、訪問開業を経て、武蔵小杉の地に相談室を開き5年目となります。これまでたくさんのお母様と赤ちゃんに出会い、多くのことを学ばせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

当院では、桶谷式の施術をしながらお話を伺い、お母様お一人お一人のお胸の状態、ライフスタイルに合わせたセルフケアをご提案させていただいております。

母乳育児は何のトラブルもなく最後の日を迎える方もいますが、一方でお産後直後からトラブルに悩まされてしまう方もたくさんいらっしゃいます。

我が子を母乳で育てたいと思われるお母様が、心も体も少しでも楽に、授乳が続けられるようにお手伝いできたらいいなという思いでこの仕事を続けております。

おっぱいトラブルでお悩みの方、本当に出ているのか不安な方、特にトラブルは感じていない方も、ご自身のお胸が今どんな状態にあるのかご説明しながら、赤ちゃんがより飲みやすい状態になるように施術させていただきます。皆様のお越しを心からお待ちしております。


   こすぎ助産院 桶谷式母乳育児相談室 助産師 粟野幸緒

感染症対策について


新型コロナウィルス感染症への対応が緩和されてきましたが、当院が医療機関であること、お産後一週間足らずのお母様や赤ちゃんもお越しくださっていることもあり、以下の対応を続けさせていただきたいと思います。

・ご来所された際は、玄関内に設置してあるオートディスペンサーで、手指の消毒と検温(おでこか手首を近づけて測定)をお願いします。

・入室後は洗面所にて手洗いをお願いします。

・在室中は常にマスクの着用をお願いいたします。

・再診のお母様で、手技タオルをお忘れの方には、感染対策のため1枚200円で購入していただいております。


※ご本人やご家族に、発熱、咳、味覚・嗅覚異常など、新型コロナウィルス感染や季節性インフルエンザ、その他の感染症を疑う症状のある方は、症状がなくなってからのご来所をお願いいたします。

※感染症ではなく、乳腺炎によると思われる体調不良の場合には施術は可能となります。


皆さまには大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

室内の様子


当院の授乳室と施術室の様子です。

授乳室

こちらの授乳室で、施術後や待ち時間に授乳していただくことができます。体重計もご自由にお使いください。

施術室

こちらの施術用ベッドにて、お母様にお話を伺いながら施術いたします。

診療時間(完全予約制)

日祝
10:00~15:00

※土曜日の営業は不定期となっております。土曜日をご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

当日の流れ


ご来院の際はチャイムを鳴らしていただき、どうぞそのまま中へお入りください。


お荷物をカゴに入れていただき、洗面所で念入りに手を洗っていただきます。順番が来るまで、待合室のほうでお過ごしいただきます。


お胸の状態により異なりますが、20〜30分ほど施術させていただきます。その後、初診の方や必要と思われる方は授乳の様子を拝見しながら、アドバイスさせていただきます。


乳腺炎や急なしこりなど、急患の方がいらした場合は、予定のお時間よりもお待たせしてしまうこともあります。誠に恐縮ですが、ご来所の際はお時間にゆとりを持ってお越しください。

アクセス


〒 211-0004
神奈川県川崎市中原区新丸子東2丁目925 東横小杉ビル501

☆Googleマップで検索する際は「東横小杉ビル」とご入力をお願いします。もし場所がお分かりにならない方は、当院までお電話ください。


☆駐車場・駐輪場のご用意はありませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください。

・最寄りの駐車場
【NPC24H武蔵小杉駅前パーキング】
npc-npc.co.jp

・最寄りの駐輪場
【Parking in 武蔵小杉駅前第3駐輪場】
https://maps.app.goo.gl/fFsEvfoVtS2DR9e38?g_st=il

(当ビルはグランツリーからは徒歩10分、フーディアム武蔵小杉からは徒歩5分になります。)

営業時間内でも、施術中はお電話に出られないことがあります。その際は、お手数をおかけしますが予約ページのお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

このような方が来てくださっています


こすぎ助産院には、
「授乳期を健康に過ごしたい」
「乳房機能を高めたい」
「おいしいおっぱいをたくさん飲ませてあげたい」
「赤ちゃんがうまく飲んでくれない」
「飲ませてもおっぱいがすっきりしない」
「乳首が痛い」
「授乳後しばらくしてから胸が痛くなる」
「しこりができてしまった」
「乳腺炎になってしまった」
「出過ぎて困っている」
「授乳の度に気持ち悪くなる」
「おっぱいのやめ方を知りたい」
「断乳後、卒乳後のケアを受けたい」…等、

授乳期間中の健康増進のためや、様々なトラブルを解決するためにたくさんのお母様が来てくださっています。


状態の良い時の授乳は、お胸のどこにも痛みがなく、赤ちゃんに飲んでもらうとスーッと乳房の奥からお乳が流れ出ていく感覚があり、飲まれ終わるとスッキリと気持ちよく感じられるものです。ぜひ、たくさんのお母様に、健康的で気持ちのいい授乳を味わっていただきたいと思います。


手技を受けてすぐに手応えを感じる方、何度も受けてやっと感じられる方、様々なタイプの方がいらっしゃいます。また、例えば整体院で凝りをほぐしてもらっても、一週間、二週間と時間が経過すると再び凝ってしまうことがあるように、一度良くなったお胸も時間が経過すると再び症状が出てきてしまうこともあります。ぜひ、健康な状態を維持できるように、お越しいただける範囲で足を運んでいただけると、授乳期を健康的に過ごしやすくなるかと思います。

ぜひ、赤ちゃんが上手に歩けるようになるまで…


母乳育児が軌道に乗ると、それまで30分以上かかっていた授乳も10分程度で終わるようになったり、出先でも哺乳瓶を持たずに気楽に授乳できるようになったり、赤ちゃんのお世話がだいぶ楽になってきます。


ところが、軌道に乗るまでは、胸が張って痛くなったり、どのくらい飲めているのか心配になったり…。大変さばかり目立ってしまい、途中で断念したくなることもあるかもしれません。

しかし、母乳に秘められた計り知れないパワーとその恩恵を思うと、早い時期に母乳をやめてしまうのはあまりにも勿体ないと感じてしまいます。


お胸のマッサージと適切なセルフケアにより、お胸のトラブルはちゃんと治っていきますし、母乳分泌も徐々に安定してきます。調子が良くないなと思われたら、なるべく早めにご来所いただけるとお胸の反応も良好です。


また、赤ちゃんの月齢が進むと、飲み方が変化してきたり、歯も生えてきたり、離乳食も始まったりと、赤ちゃんの様子が変わればお胸の様子も変わってきます。そのため、赤ちゃんの変化にも対応できるように、トラブルの予防につながるような乳房ケア、アドバイスをさせていただきます。ぜひお子様が一歳のお誕生日を迎え、歩けるようになって、心も安定してくる時期まで、安心して母乳育児を続けていただきたいと思います。


精神科医の岡田尊司先生は、「人が幸せに生きていくうえで最も大切とされる安定した愛着は、生後6ヶ月から一歳半の頃に深く形成されていく」「いったん愛着の絆がしっかりと形成されるとそれは容易に消されることはない」と述べておられます。


お母様のお体にとっても、一年以上の授乳により、乳がん予防や卵巣がん予防にもなると言われております。


お仕事を再開される方も母乳育児の継続は可能です。保育園に預けてからも母乳を飲んでもらえることで母子ともにつながっている安心感があったり、お子様が風邪をひいても治りやすかったり、メリットを感じているお母様も多いです。


そして、すたすたとバランスよく歩けるようになる頃、お子様の離乳食もだいぶ進み、丈夫な体に育っていることと思います。「おっぱいがなくてももう大丈夫」「十分飲ませてあげられた」という思いをお母様が感じられたら、卒業のセレモニーに向けて、お胸を整えていきます。


そして、卒業当日。朝方おいしいおっぱいをたっぷり飲んでもらって、さよならをします。あっさり終わる子もいれば、何度も欲しがる子もいます。我が子に飲んでもらえなくなる寂しさや、これまでよく頑張ってきたという思いから、涙するお母様も多いです…


こんなにおっぱいが大好きで、卒業できるのかと心配されるお母様もいらっしゃいますが、みんなちゃんと卒業していけます。断乳後のお胸をマッサージさせていただきながら、どんな様子だったかをお聞きする度に、ママと赤ちゃん、そしてパパや上のお子様までも、深い絆でつながっているのを感じ、お母様のこれまでの努力を思い、目頭を熱くしながらお話を伺っています…


こんなに赤ちゃんと深くつながれる母乳育児が、私は大好きです。生まれた赤ちゃんを母乳で育てたいと思うのは、哺乳動物である私達にとって、ごくごく自然なことですし、やれる力が備わっているはずです。現代の生活の変化はスピードが速く、お胸が順応しきれていないと感じることも多いです。しかし、ちょっとしたコツで、トラブルも改善してきますのでどうぞご安心ください。


大切な赤ちゃんが心も体も丈夫に育ってくれるように、ご自身と家族みんなの幸せな未来のために、先を見据えて大切な今を一緒に頑張りましょう!

公益社団法人 桶谷式母乳育児推進協会 乳房管理士 
助産師  粟野幸緒

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